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山頂の心筋梗塞患者を救え その3

2015年01月01日 16:30

11時47分離陸。
ふと見る遠くの八甲田山連峰がきれいだ。
DSCF6153 (500x333)

11時59分八戸ヘリポートに着陸した。

EC135が頭部外傷男性を乗せて離陸する前の事だ。
岩手県と青森県の県境の階上岳登山中の男性に異変が起きた。
男性は、いつもと違うみぞおちから胸の痛みを感じた。
登山ももうすぐゴールの山頂近く。
登山愛好家10名の団体の一人。
男性は歩くペースを緩めた。
だが、胸の痛みは続く。
山頂の山小屋に入った。
休んだが、胸の痛みは続く。
冷や汗が出る。
11時39分仲間が119通報した。
八戸消防は、救急車を1台、階上岳に向けた。
八戸消防は、11時44分ドクターヘリ出動要請をする。
八戸消防は、南西のドクターヘリを出動させていた。
それを知っていて、さらに南東の階上岳にドクターヘリ要請だ。
「今、出動中ですが、
戻り次第ドクターヘリは階上岳に出動できます」CS
12時10分給油を終えたドクターヘリは離陸した。

今度は太平洋を左に見て飛行する。
DSCF6171 (500x333)

DSCF6160 (500x333) (2)

牛が寝たような山の形なので
臥牛山とも呼ばれる。
救急隊は途中から徒歩に切り替えて山頂に向かっているはずだ。
八戸消防の中でも、階上隊は山岳救急があるので、
山歩きになれているものが勤務する。
救急車を乗り捨てた救急隊員は、駆け足で山登りを始めた。
積雪は50cm。
足元がぬかるむ。

EC135は階上岳の上空を旋回し始めた。
牛の形だから、どこが山頂かはっきりしない。
でこぼこした山。

整備長は、無縁を入れた
「八戸ドクターヘリ1より消防八戸どうぞ、
ランデブーポイントは山頂か?
山頂はどこか?
目印はあるか?」
DSCF6161 (500x333)

「山頂と思われるところに山小屋がある。
それに隣接する夏場の駐車場。
それより標高にして20m位上に
狭い平地がある。
同じく、小屋が立っているはず。
目印は電波塔。
登山者の仲間が平地を足踏みで雪をつぶしている。」消防

雪の積もった駐車場は、登山者たちが徒歩で雪踏みをしているはず。
目印は電波塔だ。
EC135は旋回しながらそれら目印を探す。
DSCF6164 (500x333) (2)

機長は右側、整備長は左側
私は、左後ろ、
ナースは右後ろから目を凝らす。
(続く)





・・・・・・・・
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
DSCF4264角田 (500x330)
八戸 劇的救命 救命救急センター


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