救急救命士の処置拡大

2014年12月05日 18:07

「救急救命士の心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保及び輸液」
「救急救命士の血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与の実施について」
(平成26 年1月31厚生労働省医政局長通知)
の講習会を八戸で開催しました。

救急救命東京研修所、先進地の山形県などに相談し、講習会の手順を作成しました。

3日間連続、缶詰状態で実技中心の講習会。
横浜町、六ヶ所村、野辺地町の北部上北消防署、
中部上北消防署、三沢消防署、十和田消防署、
広域八戸消防署から、選ばれた精鋭43名が参加しました。

最終日は筆記試験、実技試験を受けて、全員が合格しました。

2014年1月に国に許可されたはずの、
救急救命士の新たな処置の資格ですが、
なぜ、八戸地域で実施するのに1年もかかったのでしょうか。
なぜ12月までかかったのでしょうか。

講習会の許可を出す青森県メディカルコントロール協議会の会議の開催が遅れたためです。
遅れた理由はいろいろあるようです。
もう少し早くやりたかったです。

講習会は月に一度のペースで計画中です。

今後、
意識障害[呼びかけで目が初めて開くより悪い]
15歳以上で血糖値50未満の患者に、
救急救命士がブドウ糖注射をすることができるようになります。。
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薬指か中指の先から採血する。ほんのわずか、一滴。

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指の外側が指先より組織液が少なく正確

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血糖値測定は器械で自動的に出る。数秒。

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あらかじめ注射器に詰められた50%ブドウ糖液を合計40ml注射する。
20mlを1~2分間でゆっくり。50%ブドウ糖液は、日本ではテルモ社製。

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注射修了後に、点滴留置針周囲の腫れ、漏れを見る。

もう一つは、
心臓が止まりそうな大出血の傷病者に、救急救命医が点滴を開始するようになります。



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