朝から大変 最終

2014年12月04日 18:48

ドクターカー要請ダイレクトブルーPHSが鳴った。
今日は私がドクターカー当番。
村田医師と私は、救命救急センター回診を中断し
2階から1階へ走った。
救急室玄関には、赤色灯を点滅させたドクターカーが
ドアを開けて待っていてくれた。
赤い災害服を着込んで、ドクターカーの後部席に乗り込む。
助手席には、救急救命士の病院実習に来ている淡路救命士が乗り込んだ。

ドクターカーと救急車は現場近くの道路でドッキングした。
直ぐにアドレナリン0.3mgを大腿に筋肉注射した。

顔色がよくなった男性に笑顔が見えた。
茶色の大きなスズメバチに刺されたと言う。
オオスズメバチだ。
毒性が強い。

我々が患者とともに八戸ERに到着し、ERの自動ドアを通過すると、
目の前を、フライトスーツの野田頭副所長と、昆祐理医師が走り去った。
入れ代わりにドクターヘリ要請だった。
五戸町でスズメバチに刺された男性、意識が悪い。
ドクターヘリは今日3度目の出動をた。

男性はスガリと言う黒い小型のスズメバチに刺された。
当地ではクロスズメバチのことを
スガリと言う。
小型の黒白のハチ。
土に巣を作る。

ドクターヘリは浅水支所駐車場に着陸、
そこから赤いポンプ車に乗り移り現場へ向かう。
患者に接触した。
皮膚がが赤く、
腹痛を訴える。
腹痛はアナフィラキシーの症状だ。
アドレナリ0.3mgを大腿の外側に筋肉注射する。
深く針を刺す。
輸液を開始しながら、救急車をドクターヘリ着陸地点に向かわせた。

ドクターカーで運ばれた男性はオオスズメバチ、
ドクターヘリで運ばれた男性はクロスズメバチ、

神戸育ちの大野医師が
「ここにきて、スズメバチにいろいろな種類があるのを知りました」
「オオスズメバチは死亡例がある、
だから、スズメバチとひとくくりしないで、
ハチの種類まで突き止めることが必要だよ。
巣を作る場所が違うんだ」私


朝から大変 完



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