朝から大変 その2

2014年12月01日 18:44

わたしは、7時半からの研修医との面談をキャンセルすることにした。
研修医の健康状態や精神状態、研修の進捗状況を確かめるために、
臨床研修センターでは研修医に面接している。
私は、臨床研修センターの代表も兼務している。

ドクターカー2号を出動させる選択肢があった。
私は、救急室受付にドクターカー2号のカギをもらいに走った。
救急室看護師には、
「六ヶ所村ドクターカー2号出動、ショック、下血」
と伝えた。
救急室では意識障害患者に当直の松原医師が対応していた。
ドクターカーの車庫はヘリポート横にある。
私は、裏玄関から外に出て、
ドクターカー車庫に向かう。
電動シャッターを少しづつ上がる。
ドクターカー2号の白いバンパーに「救命救急」の文字が見えて来た。
隣りのドクターカー1号の場所は空だった。
車止めを外して、私は運転席に乗った。
エンジンスイッチを押すし、ギアをドライブにする。
注意深く車庫から出た。
そして公道へ出る。
一旦救急室前のドクターカー停車場所まで車を進めた。
救急室で、救急バッグを手に持ち、
河野慶一医師に
「朝早くから申し訳ない、
これから六ヶ所村にドクターカー2号で出る。
一緒に出てくれないか」
「はい」河野医師
河野医師は
「でも、ちょっと待てください、
ドクターカー1号の藤田医師に電話してみます。
海岸地区の傷病者情報を聴きます」
河野医師は電話をした。
「ドクターカー1号を六ヶ所に向けます。
海岸地区の傷病者は、心肺停止でした。」河野医師
「わかった、その方がいい。
心肺停止より、ショックの方が優先順位は上だね。
朝のこの時間帯に、ここから
八戸市内を抜けて六ヶ所村に向かうより、
海岸道路を北上するほうがずっと早い。」私
(続く)
・・・・・・・
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