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中越地震から10年 その17「尿路感染症」

2014年11月17日 18:14

中越地震から10年の連載中です。

高血圧の薬を、紛失した人が多い。
あのめちゃくちゃな家の中から、薬を探すことは困難だ。
降圧剤を2日分処方して、かかりつけの病院宛に簡単な紹介状を書く。
役場と保健婦、保健所がその紹介状を持って、薬をもらいに行く。
2日後に薬は本人の下に届く。
料金は後払いだ。災害時のいい仕組みだ。医師会との連携がいい。

風邪で、PLを処方した患者様から感謝された。
「おかげさまで、昨夜はぐっすり眠れました。」坑ヒスタミン剤がよく効いたのだろう。
PLでこんなに感謝されることは平時ではない。

夜のミーティングを終えた後に,中学校へ戻り夜間診療を行なった。
尿閉の老人が悪化していた。
発熱があり夕食は取れなかったという。
尿路感染症だ。腎盂腎炎でなければいいが。
抗菌薬投与と生食500ml持続点滴を行った。
点滴棒は,箒の絵を使った。
中越地震44

夜間の点滴管理は千葉県看護協会から派遣されている看護師に依頼した。
明日入院施設を探すことにする。

本日は頭痛、腹痛、便秘、めまい,けが、熱傷などcommon diseaseが多かった。
緊急入院はなし。

役場のエコノミークラス症候群の広報と、
自衛隊によるテント増設で、
車内泊の住民はいなくなった。
中越地震12

中越地震15

しかし、田麦沢地区など奥地のほうでは半数が車内泊という。
中越地震14

役場はエコノミークラス症候群の危険を知らせるチラシをつくって
その予防を呼びかけている。
中越地震33

夕食は、宮武さんが調達したレトルト親子丼。
明日は、昼まで診療活動をした後に、撤収する予定だ。
この後に小学校へ移動し夜間診療を行なう。

中越地震から10年 「尿路感染症」 完

明日もまだまだ続きます。

///////
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