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中越地震から10年 その10 「川口中学校診療室開設」

2014年11月11日 18:46

子供のかぜは軽症だった。
ここでも、母親は早めの受診を心がけている。
ゆっくりしたスピードで進むこの診療室では、
軽症も大歓迎だ。
中越地震10

診療室は、体育館の片隅に、目隠しを置いて設営した。
裏には階段があり、ジュラルミンケースを並べられる。
日陰は寒いが、太陽が差し込む窓越しは日中は暖かい。
いい場所を提供してもらった。

救援物資から石油ストーブを二つ借りた。
コロナのストーブの安全装置は震度2の余震で作動した。
昨夜の末広荘のストーブは,安全装置が働かなかった。
これは村役場の物だった。
この地震では、火事が少ない。
北国のストーブはきちんと整備されているので、
安全装置がはたらくからでしょうか。
ガスは天然ガスが多いのだそうだ。
中学校の社会で習ったことがある。
「新潟沖と秋田沖の天然ガス・・・・」
天然ガスの配管には、ホームカットという装置がついていて、
地震でガスの配給が止まる。
炊事時間だったが火事は起きなかった。
各家庭のガスメーターは供給停止を告げる黄色いランプが点滅状態である。
阪神地域とは、人口密度だけではなく、このようなところも違いがあった。

事務の宮武さんは、保健所の本間さんに頼んで小出町へ出かけている。
食料は自給自足、自己調達にでかけるにも車はない。
よって本間さんが毎日、保健所へ出向くときについでに車に乗せてもらい、
買出しすることになった。
「何かあったら携帯でよびだしてね。」宮武さんが出発した。
だが、だれも彼の番号を控えていないことに気がついた。
病院の津取場さんへ電話して聞きだした。
しかし通じない。おかしい。
なにかおこったのか?後でわかったのだが、
携帯電話のバッテリー節約のために、電源を切っていたという。
危機管理ができている。
反省としては、定時交信を決めておけばよかった。
(続く)


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