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機長と整備長 その3

2014年10月25日 18:55

EC135はランデブーポイントに着陸した。
あたりまえに、着陸するけれど、
そこには、高度なテクニックが必要だった。

着陸して3分後に救急車が入ってきた。
われわれは、救急車の中に入る。
患者は脳卒中を疑う症状だった。

着陸直後に整備長はCSに携帯電話を入れる。
ランデブーポイントの地名と、着陸時間を教える。

救急車内での診察はわずか7分間だった。
10時40分、私は隊長に促した。
「ヘリコプターに搬送しましょう」
救急車の機関員は整備長とアイコンタクトをとり、
車を動かす。
ドクターヘリのメインローターのすぐ外側まで車を移動させることが多い。
整備長の誘導で救急車は動きそして止まる。

患者は整備長が操るストレッチャーでEC135の
クラムシェルドアから入れられた。
クラムシェルドア近くに置かれた救急バッグを機長が後部荷室に入れる。
機長はCSに携帯電話を入れる。
間もなく離陸すること、
収容病院は八戸ERであること。
乗員は医師2、看護師1と患者1。

右前ドアから操縦席に乗り込み、
そして後ろを振り返る。
我々は患者に心電図モニターを付け、
血圧計を巻く。
酸素のスイッチを押して、
酸素流量を調整する。
機長は時々後ろを振り返り、
タイミングを計る。
「エンジンスタートいいですか」機長
「はい、お願いします」私
(続く)


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