重複要請に2機出動 その5

2014年08月31日 18:35

休日の病院駐車場は、お見舞いの市民で混み合っていた。
112D八戸ドクターヘリは八戸市立市民病院ヘリポートに着陸した。
エンジンが停止する。
メインローターの回転が止まる。
先に降りていた整備長はクラムシェルドアを開けた。
私は、左後ろドアを開けて、ヘリポートに立つ。
そして、後方に移動する。
ヘリコプター内では、ナースが患者の頭側につき、
ストレッチャーの頭側に手を掛ける。
私は、ストレッチャーの後ろ左に付き、
整備長が引出すのを補助する。
その頃、ヘリポートドアから木村医師が傍に駆け寄った。
昨夜の当直は私と木村医師。
木村医師は今日、朝からドクターカー当番だ。
彼も睡眠不足なはず。
前日も仕事、前夜の仕事、
そして今日祝日も仕事。
大変お疲れ様です。
患者はドクターヘリストレッチャーのままで、
CT室へ移動した。

そして、CT台に載せられた。
4月から脳外科で研修を開始している
松原3年目研修医がちょうど
CT室へ到着した。

放射線技師は、慣れた手つきで、CTのプログラムを打つ。
そして、検査が始まった。

運が悪いのか運がいいのか、
40歳代の男性はクモ膜下出血だった。
運がいい。
遠隔地で発症したクモ膜下出血だ。
5年前なら、
陸路救急車搬送で直近の二次病院へ運ぶ。
そこで、CT検査。
それから、三次救急施設に転送する。
今は、救急隊のに判断で、三次救急施設のドクターヘリが直接呼ばれる。
そして救急専門医が現場に飛ぶ。
(続く)


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