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太平洋溺水 その1

2014年07月26日 23:36

9時30分 119番通報。
9時37分 八戸消防はドクターヘリの現在地をCSに電話で問い合わせた。
「まだ、八甲田山上空です」

八戸消防は、階上町の水難事故にドクターカー出動させた。
9時38分 ラピッドドクターカー要請。

9時40分 ラピッドドクターカー出動。
わずか2分で出動する、文字通りラピッドカーだ。
イギリスの救急システムを手本にドクターヘリを補完するには必要な条件。

9時40分 五戸町上空で、CS室からドクターヘリに無線が入った。

「80代男性、うに採り漁で卒倒し溺水、意識なし。救急隊が現場へ向かっている。
ドクターヘリは階上町へ出動できるか?残り燃料は持つか?」

整備士「青森ドクターヘリの燃料は持つ。階上町へ出動できる」
CS「ドクターヘリは病院ヘリポート着陸なしで現場直行、了解した」

私「青森ドクターヘリ1から八戸市立市民病院。ドクターカーは出動しましたか」
CS「すでに出動しました」
私「了解、以上青森ドクターヘリ1」

9時44分 救急隊現場到着。
9時50分 ドクターヘリは八戸市立市民病院を通過する。

「青森ドクターヘリ1から八戸ドクターカー1、どうぞ」
「こちら八戸ドクターカー1です。青森ドクターヘリ1どうぞ」山本指導員の声

「八戸ドクターカーの現在地と、現場までの時間をお知らせください」
「国道45号線に入りました。あと15分です」
「青森ドクターヘリ1了解。サンダーバード作戦です。安全第一でお願いします」

私は機長に尋ねた「ランデブーポイントは海岸ですか」
「その通り、あと4分くらい」

「青森ドクターヘリ1より八消救急○○どうぞ。患者情報を送ってください」
「JCS200、撓骨で脈を触れます。呼吸は浅く20回。目立った外傷なし」
「青森ドクターヘリ1了解」

この無線は、ドクターカーでも聞いているはず。
八戸消防は普段、救急車との無線通信に市町村波とよばれる周波数を使っている。
しかしドクターヘリ出動時は、青森県消防共通波いわゆる県共波に変更する。
消防本部、救急車、支援ポンプ車、ドクターヘリ、ドクターカーみんなが共有する。
(続く)


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