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救急脳外科今野参上 その2

2014年07月04日 18:55

濱舘医師は、気管挿管する。
嘔吐を繰り返すと誤嚥する。

暴れる男性には鎮静剤が必要だ。
鎮静すると、舌の反射がなくなる。
嘔吐した時に、吐物を外に出すことができなくなる。
ひどい時は窒息する。

気管挿管する瞬間も、嘔吐の危険があった。
細心の注意が必要だ。

慎重に・・気管挿管は成功した。

今野医師を呼び出す。

今野医師は、4月より
八戸救命に加わった救急医。
救急専門医+脳神経外科専門医の資格を持つ。
前任地は北里大学救命救急センター。
そこで、頭部外傷手術を多数請け負ってきた。
その勢いで八戸でも頭部外傷診療を受け持つ。
脳外科領域をカバーしてくれる。

パンスキャンCT(外傷全身CT)を検査した。
結果、
緊急手術が必要な
急性硬膜下血腫や、急性硬膜外血腫ではない。
脳挫傷と、脳出血だった。

今野医師は間もなく登場した。
脳圧を測定する、カテーテーテルを脳内に入れる手術をする。
穿頭術と言う。
結果、
圧は高い。
圧を逃がす治療が必要だ。
脳室ドレナージと言う。
これも今野医師が行う。
脳に針を刺し、脳脊髄液を抜く。

だが、その後も脳は腫れつづけた。
それだけ、大きな事故で大きな外力が、脳に伝わったということ。
脳の圧は40まで上がった。
このままでは脳が生きられない。
今野医師は大開頭手術を決断、すぐに行う。

頭蓋骨を大きく切除し、
脳を圧迫する部分を除く。
これで、腫れる脳を抑え込む頭蓋骨がなくなる。
脳ヘルニアを止められる。
救命できるはず。

手術後は、血圧、体温、血糖、電解質、酸素化、二酸化炭素の値を調整する。

今野医師の登場で患者は命拾いした。
(続く)


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