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90%熱傷に挑戦 その2

2014年04月27日 18:37

○○市に飛ぶのは久しぶりだ。
3年前は、八戸ドクターヘリ1機だったので、
よく○○市に飛んだ。
今は、○○市は青森市のヘリの管轄。

この症例は、重症熱傷。
高度救命センターでも、救命は簡単ではない。

八戸市立市民病院救命救急センターでは、
重症熱傷治療は、救急医が行う。
全身管理と手術とリハビリ。
昨年の最高記録は
80%三度熱傷の救命だった。
無事退院した。
死亡率が高い80%三度熱傷の救命のカギは、
自分の皮膚を培養して、植える。
わずかに残っている皮膚からだけでは。
植皮が間に合わない。
そこで、皮膚を培養する。
・・・・・
○○市の病院から依頼を受けた患者は重症だった。
無尿、ショック、
90%三度。
私は、
「救命無理かな?」と思った。
だが、家族が「何とか助けてください」
希望のドクターヘリは、
重症患者を、○○市の主治医から受け取り、
素早く離陸した。

八戸ERでは、山内医師が迎えてくれた。
土曜のERの混雑の中で、
ER2ベッドに患者は入室した。

野田頭副所長がすぐに呼ばれた。
透析治療を開始する。
正常な皮膚がほとんどない。
大量麻薬使用で痛みを除く。
焼けど部分から、透析用の針を進める。
正常皮膚がないからしょうがない。
気管挿管チューブを集中治療用に変える。
大量輸液を続ける。
焼けどの三度で硬くなっているところを、
切開する。
(続く)


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