スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

脳出血にドクターカー その2

2014年05月07日 18:15

高血圧と、昏睡状態、突然発症、風呂場。40台女性。
吉岡医師は、脳出血あるいは、くも膜下出血を考えた。

車内収容を隊長にまかせる。
ERに置いてきたダイレクトブルーPHSに携帯電話をかけた。
「SAH疑い、ダイレクトCTの用意、
これから降圧鎮静します」

向かうはもちろん八戸ER.
都市部では、病院選定に手間取ることもある。
とくに、埼玉県では、
人口10万人当りの医師数が全国最低。
この青森県より少ない。
当然、病院数も少ない。

ドクターカーが現場に出ると、
収容依頼に手間取ることはない。
ドクターが決める。
たいてい八戸ERへ向かう。

娘の願いを背負う、
患者、吉岡医師を乗せた救急車は八戸ERに向かう。

八戸ERに入室した女性は、
真っ直ぐCT室へ移動する。
DirectCTと命名した脳卒中治療を迅速に行う方法。
ドクターカー、ドクターヘリがあるからできる方法。
木川医師が最近論文に仕上げた。

女性はすばやくCT検査をした。
SAHではなかった。
脳出血だった。
SAHなら、緊急手術で救命できるチャンスもあるが、
脳出血だと、部位により救命不能なことがある。
女性は、救命不能な部位だった。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/1701-9ae125ac
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。