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死亡率88%から復活 その3

2014年05月04日 18:21

造影CTを行う。
造影剤を尿が出ない患者に使うと、
腎臓障害がさらに悪くなる。
血液透析が必要となる。
しかし、はっきり診断して、
根本的治療をしない限り、
これくらい重症な患者は救えない。

造影CTを決行した。
結果、小腸と大腸の広範囲な壊死だった。
アパッチツーと言う計算式がある。
死亡率が計算できる。
なんと88%死亡だ。

河野医師は、患者を救いたかった。
前日に総合病院を退院したばかり。
それが、リハビリ病院に移った次の日に、
翌日に死ぬのか。
総合病院でもう少しどうにかならなかったのか。
あまりにも、かわいそうだ。

河野医師から私は相談受けた。
「それは、重症だ。
非閉塞性腸間膜虚血だね。
大量小腸切除だ。
尿が出ればチャンスはあるけど」
「今は出ていません。
透析を開始するところです。」
「死亡率は100%ではない。
手術やってみよう。
一回目は、切り取るだけにする。
ダメージコントロール手術だ」
(続く)


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