冬の外傷気道閉塞 その3

2014年05月16日 18:22

吉村医師はドクターヘリ通信司令室に向かう。
ERにつながる、ドクターヘリ通信司令室は、
ERの電話台から3m。
粟島CSには、この電話にやり取りが聞こえていた。
吉村医師から相談を受ける前に、
天気図を見る。
同時に吉村医師がドクターヘリ通信司令室に入った。
「○戸方面、飛べますか」
「無理です」
意外な返事だった。
八戸は青空。
まさか、○戸方面の天候が悪いとは吉村医師は思わなかった。
インターネットの天気図が映し出された、画面には、
厚い雲が流れているのが見えた。
さらに、CSは十和田市のライブカメラ映像を画面に出した。
十和田市から北を見ると、
視界が悪い。
南は比較的良い。

中部上北消防からのホットラインが鳴った。
先のドクターヘリ要請だ。
CSはホットラインの電話を受け取り、
保留する。
CSは機長に連絡を取った。
「○戸方面までは、出動無理。
十和田、六戸方面までなら進行できる。」機長
「それでは、救急車を南に走らせ、
ドクターヘリと二次ランデブーさせましょう。
もし、ドクターヘリが進行できないことも考えて、
救急車の進行経路は、八戸ERへの最短距離で。
二次ランデブー地点は、十和田市ではなく、
救急車の経路上の六戸町がいですね」CS
CSはドクターヘリ出動のスイッチを押した。
(続く)


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