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冬の外傷気道閉塞 その2

2014年05月15日 18:21

このことは効を奏した。

現場から凍結路を走ると、救命救急センターまで1時間。
さらに、朝の通勤時間にかかると、30分余計にかかる。

救急隊長は、直近の二次病院を選定した。

二次病院に運ばれた男性は、
救急室で、口の中の出血が増え出した。
吸引しても、吸引しても、追いつかない。
男性は咳こんで血を吐く。
酸素マスクも役立たない。
窒息の危険もあった。

当直医は、外科医師と、看護師と一緒に、気管ソウカンの準備を始めた。
この二次病院の看護師は、
八戸外傷診療看護師コースを受講している。
外傷でどんなときに、気管ソウカンするか知っている。
また、ソウカン時に、首を固定しソウカンすることを知っている。
ソウカン後に、気胸が現れることがあることを知っている。

手際のよさで気管ソウカンは確実に決められた。

時計は午前8時を過ぎていた。
意識が悪い男性だった。
CTを撮影して脳の怪我をみる。
CTを撮影して、顔面の骨折を見る。
同時に、転院搬送の電話をする。
相手は、八戸ER.
「いいですよ。
ドクターヘリを出します」電話で吉村医師が答える。
八戸の空は晴天だった。
(続く)

お知らせ
5月16日に放送を予定しておりました「ドクターG 小野寺研修医出演」ですが、
急遽、Nスペシャル(政治問題)が放送されることが決まり、
ドクターGは一週間後の23日(金)夜10時~放送されることになりました。


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