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ドクターカー・ドクタージェット その3

2014年03月23日 18:04

3年目の和田医師は、救急車の中で気管ソウカンした。
介助は救急救命士。
ぐったりした患者は、気管ソウカンを嫌がらなかった。
バッグバルブマスクで人工呼吸を開始する。
チューブの位置はよし。
呼気の二酸化炭素モニターがデジタルで
適切な位置であることを教えてくれた。
聴診が終れば、
サイレンを鳴らしてよい。
胸部の診察以外に聴診器は使わない。
腹部の腸の音はprimary surveyでは必要なし。
聴診を終えればサイレンを鳴らして発進する。

救急車は現場を出発した。

人工呼吸を隊長に代わってもらう。
つぎに、輸液をはじめる。

高エネルギー事故で、意識がない。
左下肢が腫れている。
頭部顔面は創だらけ。
その間の胸、腹、骨盤がただで済むわけはない。
欧米の調査では
現場での過小評価は、
胸部外傷に多い。
気道処置の遅れに多い。
ERに運ばれた後は、骨盤骨折の過小評価が多い。
落とし穴がわかれば、
それに対応するだけだ。
前もって備えることが出来る。
それで、救命できる。
小規模施設で、外傷経験が少ない医師は、
この落とし穴に引っかかる。
大病院でも・・・
落とし穴は、全て出血性ショック対応と、気道トラブル。
今は循環は問題ない。
あとで、重篤ショックになることがある。
そう思って活動する。
〔続く〕


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