ドラマを越える八戸ヘリ  その6

2014年02月27日 18:22

救急車の中に入った。
手順通りに診察する。
外傷に基本だ。
木村医師は、作業衣を鋏で切り、
バックボードのベルトを外して、
胸を見た。
聴診した。
触った。
呼吸数を数える。
酸素飽和度を目で確認した。
大丈夫だ。
重症胸部外傷はない。

私は、腕の断端を見た。
血がにじむ白い三角布がしっかりまかれていた。
それらを外す。
そして、見た。
挫滅がひどい。

弘前大学に再接着手術を頼んでみよう。
木村医師に、あとの処置を頼み、
私は、弘前大学高度救命救急センターに電話した。

「いいですよ」心地よい返事だった。
11時16分EC135は○川市から弘前大学に向けて飛行した。
11時22分、弘前大学屋上ヘリポートに降りた。
11時37分弘前大学を離陸した。
十和田湖を通過して八戸へ帰る。
患者席は空。
DSC08944 (500x375)


八戸ドクターヘリが○川市の事例に対応している間に、
青森県病ドクターヘリは、持ち主が不在にしている、
八戸ヘリポートに着陸した。
そして、患者を八戸ERに送りだした。
(続く)



コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/1631-864defbc
    この記事へのトラックバック