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ドラマを越える八戸ヘリ  その4

2014年02月24日 18:20

給油は先ほど終わったばかり。
112Dは、ふたたびヘリポートに引っ張り出された。
私と、木村医師はメインローターが回り始めた機体に乗り込む。
11時38分。八戸112Dは、離陸した。
目的地は、十和田湖を越えて、○川市。

わずか1時間前に通過した十和田湖を再び眺めながらの飛行だ。
目的地は東英中学校。

途中、沖揚平地区を通過する。
積雪5mを越えることもある地域。
今から30年前は、冬季に雪深いために、
閉鎖された地域だ。
冬籠りした地域だ。
私は、自治医大卒業生。
へき地で医療する医師を育てるのが目的の大学を卒業している。
私と後輩の松岡医師は、
自衛隊の雪上車に乗せられ、
雪深い沖揚平集落に向かった。
雪上車の周りには、
雪中行軍で有名な、青森陸上自衛隊のスノーモビル部隊が護衛する。
キャタピラーが異常にうるさい雪上車で揺れながら、
二人の若い医師は、冬季間閉鎖されていた、
集落に、移動診療に向かった。
そして、宿泊したのが、
沖揚平中学校の教室だった。
自衛隊員が寝る寝袋で同じように寝た。
そんな思い出の、沖揚平集落。
昭和の昔話だ。

あれから30年。
道路もよくなり、
ドクターヘリが飛ぶ。
冬籠りなど必要ない。
(続く)


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