ドラマを越える八戸ヘリ その1

2014年02月21日 19:10

雪の降る前話です。
季節感がなく申し訳ありません。
患者個人が特定されにくいように、
掲載は時期を置いて行っています。
全て、現場の救急活動です。
日本の救急医の活動、
ドクターヘリの活動を国民に理解してもらうための
文章です。
そのまじめさが伝わるはずです。
・・・・

朝の通学時間帯、黄色い帽子をかぶって横断歩道を渡っていた小学1年生が、
ランドクルーザーに轢かれた。
救急隊接触時は発語があった。
搬送中に意識レベル低下する。
男児は八戸ERに運ばれてきた。

顔面骨折と頭部脳震盪、骨盤骨折だった。

男児の意識は少しずつ軽快した。
約1週間後、食事も取れるようになった。

「この顔面骨折は、大学病院の方が手術がうまい」
当院口腔外科医師の判断。
弘前大学病院へ転送の計画を立てる。

その日は私のヘリ番だった。
午前8時57分、男児を乗せてドクターヘリは八戸を離陸、
弘前大学へ向かった。
紅葉の山を下に見てEC135はに西に向かう。
弘前大学屋上ヘリポートは、紅色。
遠くの岩木山を借景にしている。
9時27分弘前大学着陸。
口腔外科の今医師が迎えに来てくれた。
名前が同じなので、
つい握手してしまった。
屋上へリポートで申し送りする。
9時36分弘前離陸
10時1分八戸市立市民病院着陸。

その30分前のこと。
三戸郡で柿の木から墜落した女性。
(続く)
・・・・
明日2月22日は、気道確保困難の講習会です。
気管ソウカン失敗したときの方法を教えます。
朝、9時から。
八戸市立市民病院講堂で。
無料。
講師は私。


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