雪を踏み固める その2

2014年02月10日 18:07

10時14分離陸。
DSCF4363 (600x338)

目的地は南部町。
陸路で40分。
凍結路だともっとかかるが、
ヘリコプターで飛ぶと比較的近い。
5分で到着予定だった。

ランデブーポイントには、名川ポンプ38が支援に向かう。
EC135は10時20分
南部町役場裏の駐車場上空に到達した。
DSCF4366 (600x338)

「八戸ドクターヘリ1より、名川ポンプ38どうぞ、
あと何分ですか」
「名川ポンプ38より八戸ドクターヘリ1。
あと5分でランデブーポイントに到着する」
直近の消防署より、ポンプ車が現場に出動する。
凍結路をウーウーサイレンで走るが、
夏場より時間がかかる。
直近消防署から出るポンプ車より、
八戸から空を行くドクターヘリが先着する。
ドクターヘリは、時速200kmのスピードが速いのだけではない。
凍結路、渋滞、スリップを気にしないで直線で現場に向かう、
その機動性だ。
私は、整備長に尋ねた。
「ドクターヘリが先行着陸ですか、
それともポンプ隊が到着するのを待っての着陸ですか」
「雪の下がどうなっているか不明なので、
ポンプ隊到着を待ちます」整備長

EC135は機首を北に向け役場上空を通り過ぎた。
通過した目標駐車場は雪で真っ白だった。

傷病者発生場所は、あらかじめCSから情報を仕入れていたので目安が立った。
救急車を見つければいいはずだ。
傷病者発生場所に着陸できる場所を発見できることがある。
ランデブーポイント上空を通過して
EC135は救急車を捜し始めた。
救急車が停止しているところが傷病者宅。
EC135は高度300mで左旋回した。
雪の白さに救急車の白さが溶ける。
見分けがつかない。
黄色い菜の花畑の黄色いモンキ蝶のようだ。
上空からはまったく識別がつかない。
(続く)


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