月曜日ERから入院31名! 最終

2014年02月07日 18:01

救命カンファランスが終わり、回診になる。
救命救急センターには、たくさんの新入院患者が回診を待っていた。
時間をかけて診察する。
全ての患者を回った。

昼食後、急に眠気が襲う。
ブドウ糖が脳に入ると、
気持ちよくなる。
だから、急に眠気が襲う。
生物の正常な反応だ。
ブドウ糖には、麻薬に似た作用がある。
常時食べていると、癖になる。
ご飯好きになる。
悪いkとではないが、
過食はだめだ。


私の脳が活動低下し始めたころに、
眼の前が騒がしくなった。
2階の救命救急センターで活動低下していた私。
昨日入院した軽症と思われた有機リン中毒患者が
救命救急センターで心停止した。

角田医師、丸橋医師、河野医師がCPR。
そんな光景が私の網膜に映った。
脳は先ほど取り入れたエネルギーATPを使い、活動再開した。
麻薬効果は、自らの副腎から分泌された
アドレナリンでかき消された。
私はいつもの、フルスタンバイになった。

CPRで直ぐに心臓は動いた。
頼もしい医師たちで。
ナースが言うには
徐脈から、アットいうまに、
心停止。
「昨夜過小評価しないでよかった。
目撃のある心停止、しかも、
救命救急センター内で、
大丈夫、
意識はもどる。
最初に戻ってしっかり、
有機リンの治療をやりなおそう。
初期治療はきちんとしている」
「はい、アトロピン、PAM入れます」角田医師

夕方、患者は開眼した。
だが、油断は出来ない。


・・・・・
昼に補充したエネルギーも夕方には枯渇した。
夜8時に帰宅した。
そして、このブログを書く。
・・・・
月曜日日中
ER入室31名、ドクターヘリ1名、救急車8台、入院14名。

月曜夕方から火曜朝まで
ER入室42名、ドクターカー2名、救急車12台、入院17名。

すさまじい日だった。
連休でもなく、年末年始でもない。
普通の月曜日の24時間+火曜の8時間の日記でした。

あす水曜は、朝7時半から死亡症例検討会。
続けて、朝7時45分、
月一回の、五戸病院内科外来手伝いに出かける。
・ ・・・・・
救命救急センターとER、予想外の連続の医療現場。
クイズ番組で答えるような、冗談交じりでは許されない、
真剣勝負、瞬時の判断を必要とする現場。
不正解では命に関わる。

全ての国民がクイズ番組で勝てるわけでない。
全ての医療者が救命救急センターに向いているわけではない。
だが、その能力があるなら、
それに耐えられるなら
魅力的な職場だ。

「劇的救命!」に多くの若い医師が集まる。
多くの看護師が集まる。

本州最北だけど、
救急スタッフの希望者だけは
豊富。
(月曜ERから入院31名 完)




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