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月曜日ERから入院31名! 17

2014年02月06日 18:00

朝の渋滞の道路をドクターカーは昨日と同じように、
米国製LEDフラッシュを輝かせて進んだ。
・ ・・・・・
火曜午前8時半。
朝のカンファランスでは、
昨夜救命救急センター入院の11名がプレゼン予定だった。
その途中で、ダイレクトブルーが鳴る。
昨日の朝7時半の会議からずーと着ていた
私のフライトスーツのポケットで鳴り出した。
「はい、ダイレクトブルー今です。」
近藤医師はプレゼンを一時止めた。

相手は、ドクターヘリの吉村医師だった。
今日のヘリ番は河野医師と吉村医師。
ドクターヘリで三沢に出動していた。
「SAHです。意識レベルJCS300.
これから気管ソウカンします。
あと、5分で現場を離陸です」
八戸ドクターヘリの現場出動は9割以上、
八戸ERにつれてくる。
だから、現場では収容施設探しで時間を費やすことがない。
現場活動時間が15分を切るのはそんな理由もある。
「ちょっと、待って、
SAHだよね。
今、八戸市立市民病院救命救急センターは満床です。
120%入院しています。
脳卒中センターはどうでしょうか。
八戸赤十字病院です」
「わかりました。
それでおねがしてみます。」
「そしたら、こちらから、日赤病院に連絡します。
あとは、CSから機長に電話させます。
着陸ヘリポートと、ヘリポートから病院までの
搬送車両の手配も必要です」
私は、カンファランス室を出て、
ERに走った。
ERには当番の濱舘医師がいた。
彼女に向かい
「ドクターヘリSAH,JCS300,
日赤病院へ運ぶ」
そう言いながら、
CS室に入った。
同じことをCSに伝えた。
そして、ナースに向かって
日赤病院脳卒中センターの電話番号を押してちょうだい。
電話を朝出勤したばかりのナースに渡した。


全てがうまく行った。
八戸ドクターヘリは三沢の現場を離陸し、
日赤病院へリポートに降りた。
4年前、青森県内には、ドクターヘリを受け入れるヘリポートは
基地病院の八戸ERと八戸にある労災病院の2か所しかなかった。
それから、三戸病院、
八戸赤十字病院にできた。
八戸周辺地域は、ドクターヘリに対して好意的であった。
青森県病や弘前大学にヘリポートが出来たのは後だった、
(続く)


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