劇症型溶レン菌感染症 その1

2013年12月16日 23:05

男性は、関東で養豚業を修行し数ヶ月前に
故郷の○○県○○町に帰ってきた。
新しく養豚の企業を開始した。
多くの困難を乗り越え、
高級ブタ肉ブランドを目指した。

事件は、受診の3日前から始まる。
男性を下痢、腹痛が襲った。
大人は下痢をしたり、
腹が痛くなっても、普通は我慢する。
二日もすればたいてい治るから。
だが、3日目にも治らなかった。
男性は、自宅で倒れた。
おどろいた家族は救急車を呼ぶ。

午前1時救急車は直近の総合病院に向かった。
総合病院の救急外来は、
もちろん引き受けた。
そして診察。
主訴は下痢、腹痛。
点滴を開始すると、
男性の気分は良くなった。
明け方男性は帰宅する。

その数時間後、気分不良、
後頭部痛が出現した。
再び救急要請。
同じ総合病院へ収容された。

意識障害、
顔色不良、
脈拍弱い、
冷や汗、
血圧低下、
これだけそろえば、ショックの診断。
(続く)


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