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ボタンの掛け違い その2

2013年12月09日 18:10

八戸ERに運ばれ、緊急開腹手術が始まる。
十二指腸損傷、腸管膜損傷だった。
重症だ。
・・・・・・
そんな夜から12時間後。
だから吉岡医師は
「過小評価が怖い」と言う。
同じ病院だった。

9時4分ドクターヘリ要請が○○消防から来た。
9時7分離陸。
9時15分○○病院近くの公園に着陸した。
患者に接触した吉岡医師に
前医が申し送りする。
「ついさっきより、血圧下がりました」
冷や汗あり、顔面蒼白、腹部膨隆。
超音波検査を直ぐに行った。
「大量腹腔内出血だ」吉岡医師

吉岡医師は点滴速度調節するクレンメをすぐに触った。
全開にする。
急速輸液を開始する。
「やはり、過少評価だた。
自分はそうならないように」小さな声で。

幸運にも、血液検査の結果のコピーが紹介状に添付されていた。
2時間前の検査結果では、貧血なし。
血液型はAB+。
吉岡医師は八戸ERに電話した。
「出血性ショック、腹腔内出血、
輸液にバイタルサインが反応しない
non responder,
手術、輸血、ソウカンが必要です」
non responder,の原則は
「入れて入れて止める、
輸血を入れて、ソウカンを入れる、
そして止血手術」

八戸ERでは、齋藤医師が電話を受けた。
「はい、AB血を準備しておきます」
(続く)


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