札幌へ青森防災ヘリが飛ぶ その1

2013年10月24日 21:22

「十和田市郊外の公園で男性が意識がない。
階段から転落」
夏の観光シーズン、
国立公園十和田湖は大勢の人でにぎわう。
男性もその1人。

八戸ドクターヘリは北西に向かって飛んでいた。
公園の階段で転んで、
意識なくなる外傷が起こるのだろうか?
意識障害が先行して、
階段から落ちたのではないか?
などと、フライトドクターの吉岡隆文医師と吉村医師、
高谷ナースはドクターヘリの後部席で議論していた。

13分で現場到着し、
患者に接触した。
やはり外傷だけではない。
血糖値は44.
低い。
低血糖による意識障害だ。
50%ブドウ糖を40ml注射した。

ドクターヘリに収容し、離陸した。
いつもの、低血糖単独なら、
このタイミングで意識がもどるはず。
しかし、今回はちがった。

男性は八戸ERに入室し、
八戸救命救急センターで集中治療が展開された。
敗血症だ。
血液培養から細菌が出た。
細菌の出所は、腰の骨。
腰を痛がっていた。
昨日から熱がある。
そんな、病歴を妻が言った。
ペニシリンを使う治療が始まった。
(続く)


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