工場でAED その1

2013年10月04日 18:14

海岸の工業地帯から、大きなトラックが出入りする。
アジア最大といわれる金属工場も立ち並ぶ八戸の工業地帯。
震災のときは、津波が襲ってきている。

男性は、少し胸の調子が悪かった。
「仕事が終ったら、かかりつけの医院に行くから」
と妻に言って出勤した。

午後に、男性は工場の外で倒れているのを通行人に発見された。

直ぐに119通報。
最初から呼吸は
パクパク呼吸、死戦期呼吸だった
工場の従業員も直ぐに駆けつけていた。
CPRが開始され、
AEDは間もなく到着した。
パッドを音声どおりに男性の胸に貼った。
「離れてください」音声が出る。
「ショックが必要です。オレンジ色のボタンを押して下してください」
従業員は、周りの人を離れさせてから、
ショックボタンを押した。
「必要ならCPRを開始してください」
CPRをはじめた。

救急車の音が聞こえた。
河原木救急隊だ。
駐車場から現場までは遠くない。

従業員たちは、休むことなくCPRを続けていた。
隊長が脈と呼吸を見た。
どちらもない。
(続く)


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