スーパーマーケットでAED その2

2013年09月30日 22:20

知識と経験がある人は知っている。
AEDで電気ショックをかければ、救命率が高い。
3分以内なら、かなりいい。
1分遅れるごとに、10%ずつ救命率が落ちる。
だが、ショックかからないと、救命率は低い。
「ショックは必要ありません。
呼吸と脈拍を確認して
必要ならCPRを継続して下さい」
残念だった。
AEDは作動しない。

この時点で救急隊が現場に到着した。
買い物客、従業員による、CPRが続けられていた。
救急隊が患者に接触した。
心肺停止だった。
CPRを続ける。
ほぼ同時にドクターカーが到着した。
ドクターカー当番は野田頭副所長と、森医師。
森医師は神戸市民病院から研修に来ている。
CPRしながら、救急車に搬入した。
走りながら、血管確保、アドレナリ注射、気管ソウカンをした。
現場からACLSをしながら
救急車で患者は
ERに到着した。
まだ、心臓は動かない。

ER入室5分、心拍再開した。
脈拍が触れる。
「よし、いけるぞ」野田頭部長。
安心したのはつかの間、
入室6分後、
今度は心室細動になった。
すなわち心停止だ。
CPRが再び開始された。
電気ショックが行われるが、
不成功だ。
「周囲に悪い空気が漂う。
やはり、ダメか。」
(続く)


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