アナフィラキシーショック救命 最終

2013年08月27日 18:18

ステロイドに関しては、遅発性の反応を抑えると理論的には思われている。
実際、そう信じて現場では使っている。
しかしこれまでの報告ではステロイドの投与は
遅発反応の出現率に影響を与えていない。
ですから、ステロイドを投与したからといって、
数時間の観察をせずに帰宅させていいということには全くならない。
やっぱり、経過観察が一番大切。

アナフィラキシー症状の頻度は
皮膚が赤くなる・蕁麻疹90%
皮疹のないかゆみ2~5%
呼吸器症状40~60%
上気道浮腫・窒息50~60%
鼻が詰まる・鼻炎15~20%
めまい、低血圧 30~35%
嘔吐、下痢、腹痛25~30%
頭痛5~8%
胸痛4~6%
痙攣1~2%


数年前、○○山県でドクターヘリ要請を遠慮して、
スズメバチに刺された男性が救急車搬送中に心停止した。
過小評価だった。

忘れてはいけない。

アナフィラキシーショック救命 完
・・・・・
次回は、研修医がアナフィラキs-ショックを
駅で発見、
緊急処置した話です。



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