アナフィラキシーショック救命 その1

2013年08月22日 18:06

スズメバチに刺されてアナフィラキシーショックで死亡する事故は
毎年8月~10月に集中している。
9月が最も多い。
ちょうどこの時期は、スズメバチの集団が発展し
繁殖期を迎える時期であり、
外敵から巣を守るために集団全体がピリピリした緊張状態になる。
こんな時に人が不用意に巣に近づけば、
スズメバチに敵だと思われて攻撃を受ける。

男は畑仕事を兄と共同で朝から行っていた。
天気はよく、気温も25度くらい。
東京よりは快適だが、
北国にしては蒸し暑い。
身長くらいの木の枝を切り払っているときだった。
急に2匹いやそれ以上か?
大きな茶色のハチが近づいてきた。
羽の音は大きい。
男は、ヤバイと思った。
左手ではハチを振り払った。
その瞬間、左手の甲に、
ペンチに挟まれたような強い痛みを感じた。
幸運なことに、それ以上ハチは襲ってこなかった。
畑を徒歩で移動し、車の運転席に座った。
ちょうど、離れた畑で作業中の兄も来た。
「ハチに刺された」
「ハチに刺されると、具合が悪くなると聞いている」兄
男は、視線をバックミラーに移した。
ところが、バックミラーにはいつもの半分しかあたりが見えない。
「だめだ、具合悪い。救急車」
兄は直ぐに救急車を呼ぶ。
(続く)



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