低血糖 その1

2013年08月06日 18:38

ドクターカー当番は、私。
意識障害患者。

先着した救急隊から、八戸ドクターカー1に無線が入る。
「JCS200」
痛み刺激で眼が開かない。
痛み刺激で払いのけない。」
「高齢者だから、原因は何でもありだ。
痛み刺激で開眼しないのなら
気管ソウカンが必要だ。
ただし例外がある。
短時間で覚醒する薬物中毒のとき、
それと低血糖発作。

ドクターカーは住宅街を右に、左に曲がりながら目的地に近づく。
救急車と連動しているカーナービは、便利。
救急車の現在地と、目的地が一緒に見える。
現在、救急車は目的地に停車している。
予定通り、現場ドッキングだ。

自宅居室内で接触した場合と、救急車搬入後に接触した場合をシュミレーションする。
自宅内接触なら、現場活動時間を気にしながら観察処置をする。
観察は、第一印象とバイタルサインはしっかりと把握。
次に救急隊の申し送りを参考に、問題ある徴候を限定する。
そして、限定した部位の身体所見をとる。
救急車までの距離、経路を考慮して、
残り時間を考える。
現場でやるべき処置と、省略すべき処置を選択する。

救急車内接触なら、車を出すタイミングを計る。
第一印象で重症なら、患者観察の一部は停車して行う。
大部分は、走りながら行う。
まず、バイタルサインの申し送りを聞く。
第一印象とバイタルサインから、留まる時間を自分で設定する。
サイレンが鳴ると、出来ない観察を優先。
気道と呼吸の観察だ。
聴診器と視診で呼吸異常を見抜く。
もちろん、経皮酸素飽和度、呼吸数も参考。
それから隊長と相談して車を出す。
重症なら100%八戸救命収容に決まりだ。
だから、収容依頼のために電話を救急隊がする時間を節約できる。
(続く)


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