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ノーブレーキ事故 その2

2013年07月09日 18:20

国道45号線を超えれば、片側2車線の県道に入る。
真東へ進む道は、
今年、国立公園に指定された
種差海岸に至る。
現場は、その手前。

ダッシュボードに外付けされている、
救急車と連動するカーナービに、
目的地が点滅していた。
目的には、赤い大きな印がついている。
その印は動かない。
一方、道路を東に進んでいるのは、ドクターカー1号車だ。
目的地で動かないのは、東救急車。
その距離が縮まる。
「消防八戸から八戸ドクターカー1、
現場ドッキング」
「八戸ドクターカー1、現場ドッキングの件、了解」
吉村医師

後部席では、温めた生食500mlに輸液セットをつけておく。
超音波検査器と血糖検査器の位置を再確認。
カーナビは、あとドキングまで1分を知らせてくれた。
「八戸救急○○より、八戸ドクターカー1どうぞ、
傷病者を車外救出中。
呼吸、循環に異常あり」
「八戸ドクターカー1より、救急○○どうぞ、
ドクターカードッキングまであと1分」吉村医師

右折すると、救急車の赤灯が見えた。
事故車はその前だろうか。

ドライバーは、救急車の後ろにつけて
ドクターカーを停車させた。
吉村医師は、後ろ確認してから
右後ろドアを開けた。
右手に青い救急バッグ、
左手に黒い超音波装置。

このあとに続く
「史上最悪の事件
生と死の決断」
が待っているとは
予想もしていない
(続く)


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