中学校に出動アナフィラキシー その1

2013年06月19日 21:07

暑い日が続く。
北国のドクターヘリは冬と夏で出動までの時間が違う。
夏は3分~5分。
冬は夏より、出動に1から2分余計にかかる

冬の話。
北国のドクターヘリは、雪との戦い。
戦いといっても、打ち負かすのではなく、
雪から逃げながらの運航。

冬の朝の八戸は、零下5℃。
旭川には及ばないが、十分冷えている。
EC135は格納庫にしまい、
零下の気温でエンジンオイルが固まらないようにしている。

夏より、出動に1から2分余計にかかる。

今日のヘリ番は、私。
体験研修で2年目長谷川研修医が乗る。
事前に安全講習受講済み。

13時45分海岸地区の中学校から119通報。
「小麦アレルギーの中学生がアナフィラキシーショック」

八戸消防は鮫救急2を出動させた。
13時50分、ドクターヘリ要請。
ドクターヘリ支援の鮫ポンプ隊が出動した。
13時54分EC135離陸。
13時55分鮫救急2が中学校に到着した。
中学生は痒みと頭痛を訴えた。
13時58分鮫救急2より無線が入った。
「中学生は意識清明、循環呼吸は異常なし、かゆみを訴える」
弾んだ息の音も声に混じって伝わってくる。
加藤ナースは、気管ソウカンチューブを仕舞った。
眼下に、青い海が見える。
夏なら気持ちいのだが、
冬の海は、厳しさのみを感じる。
幸い、波は穏やかなので、漁船が一艘浮いていた。
EC135は中学校校庭上に達した。
左旋回しながら、校庭の様子をうかがう。
「救急車が見えます」整備長
「赤車はまだですね」私
(続く)


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