劇的救命は転送例に少ない 後編

2013年04月27日 18:29

男性は、3回目の除細動でも、心臓は動かなかった。
ちょうど、3回目の除細動後に総合病院に到着した。

その日は、軽米医師がその総合病院の救急室当番だった。
八戸市立市民病院救命救急センターより週に3回、
その病院を救急医師が診療応援している。

たまたま、軽米医師の日だった。

救急室で、男性を診察した軽米医師は、
心室細動持続の男性に、
不整脈の薬を注射した。
そして、電気ショック。
同時に、八戸ドクターヘリを要請した。

八戸ドクターヘリがランデブーポイントに着陸したのは、
午後4時過ぎだった。
心室細動男性をドクターヘリに収容し、
すばやく離陸した。

八戸ER着陸時、心電図波形は、
心室細動からPEAに移項した。
すでに、PCPSは準備済みだった。
ソケイ部からチューブを入れて、
PCPSを回す。

心拍が最開した。
体温を冷却開始する。

この勢いで、心臓カテーテル室へ移動だ。
・・・・・

カテーテル治療が終わった。

しかし、血圧安定せず。
PCPSはまわしたまま。
・・・・・・
翌日永眠した。

合掌

「劇的救命への診療は現場から開始する。
転送例では困難」


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