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おいらせ町 後編

2013年04月12日 18:29

国道上で再び救急車とドクターカーは接近して停車した。
濱舘医師は救急車からドクターカーに乗り移った。
ドライバーはすでに出動現場を承知していた。
ドクターカーは来た道を再び戻る。
そして先ほどの開運橋より更に北に進んだ。
おいらせ町と三沢市の境近くまで進む。

現場には、尻内救急隊が向かっていた。
直近のおいらせ救急隊は、先の患者に対応中。
いま、八戸ERに向かっていた。
次に近い河原木救急隊は、
八戸市立市民病院から弘前大学へ患者緊急転送に出動中。
今頃高速道路だろう。

現場先着は、おいらせポンプ隊だった。
次にドクターカー、そして尻内救急隊。
濱舘医師は、現場で観察を開始した。
気道、呼吸、循環はよし。
しかし意識は昏睡状態。
バイタルサイン測定の後は、
血糖検査だ。

「30低い!」
意識が悪いのは低血糖発作だった。
針を肘静脈に刺して、
そこから点滴を始める。
そして、50%ブドウ糖液40mlを注射した。

30秒後、患者は動き出す。
2分後、開眼。

濱舘医師は小さなガッツポーズをした。

尻内救急隊は、濱舘医師と患者乗せて、
八戸ERに向かった。
・ ・・・・・
強風は収まらなかった。
ドクターヘリは運休中。

「八戸市内の、病院で、食事中窒息し心肺停止」
八戸ERには次々とドクターカー要請が入った。

おいらせ町 完


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