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冬の悪天候 その3

2013年04月04日 18:14

患者宅と思われる場所は、大久喜漁港から500mくらい離れています。
しかも、患者宅までの道路は漁村特有の迷路状態。
赤車は未到着。
整備長は、上空から偵察します。
前もって調べておいた大久喜小学校の着眼しました。
小さな小学校ですが、
グランドに児童生徒はいません。
大久喜小学校から現場まで100mから200mくらい。
しかし道路は複雑。
「八戸ドクターヘリ1より、消防八戸どうぞ、
ドクターヘリは大久喜小学校グランドに単独着陸します。
ドクターナースを現場投入後に、離陸、大久喜漁港に向かいます。
宜しいか」整備長
「消防八戸了解」
機長は、4回目の左旋回を終えて、
機体を太平洋の上空100mに持ってきた。
強風の影響がまだのこる太平洋は大シケ。
この時間、この海の500m沖で漁船が転覆していたことは、われわれは知らない。
それくらい太平洋はしけていた。
海から、海岸、そして小学校へ一直線に機体は進む。
私は、着陸後の走りを想定して、
小学校から現場までの道を、空から何度もなぞった。
左の窓から見える景色と、
右の窓から見える景色を覚える。
機体が、このまま真っ直ぐ進んだとき、左ドアが開いたときの走る方向を覚える。
右ドアが開いたときの走る方向を覚える。
機体が着陸直後に、風向きと離陸操作を考えて、半回転することがある。
そうなっても、方向オンチにならないように、
最初に走るも目標を覚える。
記憶が飛ばないように、
不要な会話はしない。
方向を見失わないように、
自分の頭を回転させない。
(続く)


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