理想の上司とは その1

2013年03月24日 18:18

県境近くの町で起きた事件。
男性は、上司とトラックで移動する前だった。
降雪のため、トラックを作業場に移動し、タイヤ交換を開始した。
上司と、男性は左右二手に分かれた。

上司は男性に話かけたが、返事はない。
上司の奥さんがまず発見。
男性は地面に倒れていた。
呼吸はあるが、明らかに顔色が黒い。
ピクリとも動かない。
奥さんの声で上司も倒れていた男性に接触。
17時13分、奥さんは119通報した。
そして、上司はすぐにCPR開始した。
17時18分救急隊が現場到着。
119通報から5分後だった。
上司夫婦は救命講習受講済み。

上司はCPR中。
高柳救急救命士は、救急車を降りて走りながら叫んだ。
「そのまま続けてください」
上司のCPRは正確だった。
高柳高柳救急救命士は男性に接触後CPRを代わった。
すでに5分間連続でCPRを上司は続けていた。
疲労は感じなかった。

八戸消防は心肺停止を想定すると、
救急車とポンプ車を現場に同時に出動させる。
佐々木救急救命士は、その日はポンプ隊勤務。
地方の小さな消防分署では、
救急隊と消防隊は、
混合編成で勤務している。
この日は、偶然救急救命士がポンプ隊勤務。
小さな町の現場に、救急救命士が2名存在した。
ポンプ隊の佐々木救急救命士と、ポンプ隊員は
救急隊長の指示でAEDパッドを貼った。
その間、CPRは高柳救急救命士から救急車機関員にバトンタッチした。
佐々木救急救命士は、AEDスイッチオン。
「ショックが必要です」
AEDは日本語ではっきりとメッセージを告げた。
現場の救急隊、ポンプ隊は落ち着いてCPRをしていた。
上司はそれをそばで見守る。
(続く)


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