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八戸港出動 最終

2013年03月17日 18:57

超音波はOK.
血糖値もOK.
瞳孔を見ている時に車は停止した。
「隊長、移動準備、ベルト固定再確認、酸素ポータブルに。モニターは最後にはずして」
私は、指示した。

Primay surveyが終わり、
モニターを見る。
血圧,心拍数を確認した。
「天内先生、呼吸数をも追う一度見て」
天内研修医は、腕時計の秒針と患者の胸の上がり下がりを同時に見る。
「20回です」
うしろのハッチが開いた。
神田看護師は真っ先に降りて、
会社関係者に接触する。
救急隊から話を聞く。
情報収集だ。

天内研修医と私は、患者に張りつく。
救急車ストレッチャーからドクターヘリストレッチャーに患者を乗せ変える。
ドクターヘリのクラムシェルドアは、救急ヘリの印。
お尻から患者をドクターヘリに収容できる。
天内研修医が、機内に乗り込み点滴やチューブの仕分けを行う。
私は、八戸ERで待つ吉村医師に電話した。
ダイレクトブルーPHSを鳴らし患者情報を伝えた。
後ろに3名が乗り、シートベルトを締めた。

11時42分離陸。
現場患者処置時間は僅か8分。
11時46分八戸市立市民病院救命救急センター着陸。

ヘリポートには、吉村医師のほかに、
救急救命士専門学校の学生が4人待っていてくれた。
国際メディカル専門学校一の関校の、小原、
吉田学園の渡部、
みんな、ここで、実技教育を受ける。

「かっこいいです」
吉田学園の渡部君が言った。
それは私ではなくEC135に対して。

八戸港出動 (完)


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