スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

八戸ヘリポートEC135が二機 その2

2013年02月14日 18:44

八戸ドクターヘリ通信センターにホットラインが鳴った。
南部町で意識のない患者発生。
「ドクターヘリ出動してほしい」
粟島CSは電話を受けながら、パソコン画面を見る。
「青森ドクターヘリは出動中です。
青森県病CSに要請してください」
短く答えて、八戸消防からのホットラインを切った。
机の上の無線機が鳴る。
八戸ドクターヘリからだ。
十和田湖の気象状況を尋ねてきた。
粟島CSはインターネットで十和田湖のライブカメラを回す。
「雲は大丈夫です」

青森県病からドクターヘリ113Dが離陸した。
フライトドクターは、小笠原医師。
二戸市出身。八戸の近く。
自分の小学校入学時のランドセルは八戸で買ってもらった。
「八戸で一緒に外傷診療をやりましょうよ、
と5年前に誘っていたが、
首を横に振り、県病に在籍。
大きな手術をするのは、青森県病がいいです。
それに、県病の災害救急を盛り上げたい」
「わかりました。
それじゃ、応援しますね」

県病フライトドクター小笠原医師は南部町で患者に接触した。
意識は昏睡状態。
血糖検査はOK,
気管ソウカンしてヘリコプター搬送する。
「血圧が高く、昏睡状態だから脳卒中だろう」
受入れは八戸ER.

空から無線が八戸CSに入る。
まず、南部町の青森県病へり113Dから。
「着陸まで7分」

その声は、弘前大学から十和田湖を越えて東に向かっている
八戸ドクターヘリ112Dには届かない。
八戸ヘリ112Dは弘前大学で患者を乗せて、10分前に離陸していた。
十和田湖を右に見て高度600mを飛ぶ。
紅葉の絶景だ。
赤いかえでと、黄色い蔦、薄い黄色のブナ、緑色に針葉樹と混じる。
絶景は、ストレッチャーに寝ている、気管切開状態の男性には見えない。
「着陸まで、7分」整備長は。新郷村上空で無線を八戸CSに入れた。

上空では、すでに機長同士が航空無線で会話済みだった。
八戸112Dと青森113Dは、同じ時刻に、八戸周辺を飛んでいた。
(続く)


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/1274-b98ca6c8
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。