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海の町八戸 その10

2013年02月06日 18:56

簡単な現場のルールだ。
災害時も共通。
このルールを知らない医療者は現場を乱す。
病院内ではいい腕の医師も時に現場では邪魔。

機長は更に後ろに控えていた。
今のところ現場救急活動開始時刻が予想できない。
私は、一旦機長の待つラインまで下がった。
「現場時間が長くなるようだと、
一旦ドクターヘリは離陸して帰投してもらいます。
場合によっては患者を救急車で運びます」
天候不順を案じて機長に伝えた。
「もう少し待ちます」機長

それから、5分で男性は救助された。
担架で運ばれていた男性は会話が出来た。
まだ若い。
気道、呼吸、循環、意識は大丈夫。
ただし、体温が下がっている。

患者の第一印象をとった私は、機長に伝えた。
「患者は救急車搬送します」
「はい、解りました」
私は、救急隊長に尋ねた。
「ABCDは安定、ただし低体温症はある。
救急隊だけで運ぶか、われわれが付くか」
「是非、同乗してほしい」隊長
「OK,それじゃ、私が乗る。
ナースはヘリで帰って。
もし、ドクターヘリ出動要請が入ったら、
ナースと、ERにいるはずの河野医師と出てね」
フライトナースはうなずいた。
(続く)


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