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換気不能ソウカン不能 その1

2013年01月02日 18:23

あけましておめでとうございます。
今年も、青森県ドクターヘリをよろしくおねがいします。

今年最初は、劇的救命を4夜連続で送ります。
・・・・・・
男性が自動車運転中、道路の防雪柵に衝突した。
車は大破。
北国の国道には、頑丈な金属製の柵が道路に平行して設置してある。
夏には、景観を損ねる邪魔者だが、
冬の吹雪には、大活躍する。
冬、車を運転して地吹雪になると、
眼の前が、真っ白くなり、車は走行不能となる。
よく、追突事故が起こる。
正面衝突事故も起こる。
防雪柵が風除け、吹雪除けとして活躍するのだ。

しかし、今回の事故のように、
吹雪でない時期、
車が、道路をはみ出し、その防雪柵に突っ込み、
車が破壊される。
運手者が大怪我をすることもある。
死亡事故もある。

挟まれた運転手の男性はレスキュー隊と救急隊に救出された。
現場では、発声あり。
直近の病院へ運ばれた。
病院では、最初は、会話できた。
しかし、横になると呼吸が苦しくなる。
声が出せなくなる。
座ってようやく息が出来る。
十数分後に、
首が腫れてきた。
舌も腫れてきた。
頚部と下顎打撲による、
軟部組織損傷による気道閉塞だ。
男性は唾液も飲み込めない。
飲み込めない唾液は、口元から外へ流れ出る。
よだれを垂らす状態だ。
よだれを外に出すときに、患者はよく、
タオルを口元に当てる。
このサインは気道閉塞のサインだ。
まもなく、本物の窒息になる。
そういうサイン。
(続く)


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