困難なサンダーバード作戦 その1

2012年08月24日 18:55

女性は、最近咳をしていたほかは、特段変わりない生活だった。
職場で嘔吐、次第に意識が落ちていった。
職場同僚は慌てて救急要請。
○ ○消防は救急車を1台出動させた。
救急隊接触時は、昏睡状態。
痛み刺激で動かない。
冷やせあり、トウコツ動脈は触れない。
頚動脈は触れた。

隊長は直近の病院を選定した。
(ここで、ドクターヘリ要請してほしかったが・・・)
女性は救急車で病院へ向かう途中に、
呼吸停止した。
頚動脈は触れない。
心電図波形は、遅い脈がはっきりと波打っていた。
つまり、PEA.
隊長は直ぐに、隊員にCPRを指示した。
幸い病院近くだった。
救急車から降ろされた女性は
救急室ヘCPR継続で向う。
ドアから入って右に曲がり10mで救急室だ。

救急室は、狭いけれど、
人工呼吸器、電気ショック、輸液、気管ソウカン、超音波装置など、
フル装備。

地域の小さな病院にしては、立派だ。

救急担当は外科医だった。
CPRの胸骨圧迫の手を止めさせないで気管ソウカン成功した。
絶え間ない胸骨圧迫が社会復帰に結びつくはず。

若い彼女の血管は比較的静脈確保はたやすかった。
肘静脈に針を入れて、アドレナリを注射した。

「チェックパルス」のかけ声で、スタッフ全員は、
モニターを見た。
救急担当外科医は頚動脈を触る。
「心拍再開」外科医が宣言した。
(続く)


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