スターオブライフ

2012年08月18日 17:53

元々はアメリカ合衆国運輸省により、
赤十字との類似を避けて1973年にデザインされたマークで、
人命救助に関わる職場で活躍する人々の守り神として、
アメリカを中心とした世界中で救急医療のシンボルマークになっている。
日本を含む世界各国で救急車の車体にこのマークが描かれている。
突出した六本の柱には、
それぞれ次のような意味があり、
「detection」が頂点で以下時計回りである。
detection (覚知)
reporting (通報)
response (出場)
on scene care (現場手当)
care in transit (搬送中手当)
transfer to definitive care (医療機関への引き渡し)

スターオブライフの中に描かれたヘビの巻き付いている杖は
やはり医療のシンボルでアスクレピオスの杖と呼ばれる。
ヘビはアスクレピオスの化身であり、
その彼が持っていた杖で病を治すといわれている。

ギリシャ神話に出てくるアスクレピオスは太陽神アポロンの子。
半身が馬のケンタウロス族の賢人から
医術を教わり死から人間を救う術を覚え、
死者をも蘇らせたという。
しかしこれが死の世界の王の怒りを買い、
殺されて星座(蛇つかい座)にされてしまった。

古代ギリシャでは蛇を神聖視しており、
また健康のシンボルと考えられ、
ローマで疫病が流行した際に
アシクレピオスが蛇の姿で現れ市民を救ったという伝説もある。
そして彼が持っている杖は
父アポロンから贈られたもので、
1匹の蛇がからみついており、
今日医療関係のシンボルとなっている。  

救急車、ドクターヘリ、ドクターカーどれもスターオブライフがついている。


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://doctorheli.blog97.fc2.com/tb.php/1085-b806eadc
    この記事へのトラックバック