サンダーバード作戦 最終

2012年07月15日 18:00

霧の影響はなく、
ドクターヘリはイチョウ公園に着陸。
男性は、冷や汗をかいていた。
症状と、冷や汗から、心筋梗塞を考えた。
ヘリコプター内では、
心電図12誘導を検査できる。
現場時間を10分にして、
吉岡隆文、新美医師は、患者をEC135に収容する。
ストレッチャーは整備士が操る。

イチョウ公園を、垂直離陸するEC135.
八戸のドクターヘリは、その出動の多くが50km以内の近距離なので、
燃料は片道50L以下しか減らない。
重い機体を持ち上げるエネルギーを節約するために、
燃料はいつも腹八分目にしている。
だから、いつでも、垂直離陸が出来る。
遠距離のときは、目的地に着くまでに、燃料が減り、機体が軽くなるので、
追加給油をする。

鮮やかに垂直離陸を決めたEC135.

機種を南に向ける。
上空の風は強い。
後ろから押されるようにして、
八戸に向かった。

そのころ、空振りに終わったドクターカーは、ERに戻った。
「ヘリに任せました」河野医師

八戸ヘリポートでは、
藤田研修医、濱館医師、百瀬学生が出迎える。
離陸時とは逆に、
エンジン停止後に、整備士がクラムシェルドアを開ける。
ストレッチャーを引き出し、
患者が青空の下に出る。
新美医師、吉岡医師、フライトナースが横に付く。
整備士がストレッチャーの舵を取る。
ヘリポートからERまで50mくらい。
全力で走れば7秒だ。
ゆっくりと移動する。
患者が苦痛の声をあげる。
「胸が苦しい」
フライトナースが、声をかける
「あと少しでよくなりますから」

全国でドクターヘリが35機が飛ぶ。
日本も変わってきた。

青森県も変わってきた。
(サンダーバード作戦 完)


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