小児脳死と救命の瀬戸際 第3話。その1

2012年06月30日 18:49

冬の話です。
○○町で交通事故。
軽自動車×大型車
挟まれて救出不能。
16時28分119番通報。
救急指令課は、救急車1台と、
八戸ドクターカー1号を出動させた。
ドクターカー当番は、光銭医師。
ERにいた野田頭部長も、一緒に飛び乗った。

ドクターヘリは青森市にいる。
日没間際の八甲田山越えはできない。
さらに、青森市は豪雪、視界不良。離陸できない。

16時38分救急車現場到着。
吉○隊長は傷病者2名を確認した。
小児1名は心肺停止。
運転席には、女性1名。
頻呼吸、顔面蒼白。
吉○救急隊長は、追加救急隊応援と、
ドクターカー1号に加えて、ドクターカー2号の応援追加を要請した。
吉○隊長たちは
車外へ救出後、子供にCPRを開始した。

南へ向かったドクターカー1号には、小児のCPA情報が無線で届いた。

16時44分吉○隊長の救急車は小児を乗せて現場出発。
ドクターカー1号はすぐそばまで、南下しているはずだった。

16時55分ドクターカー1号と救急車は国道でドッキングに成功した。

野田頭部長と光銭医師が、救急車に乗り移る。
心電図波形はPEA.、徐脈。
「PEAだ、よし、これなら、まだいける」

(続く)
患者特定できないように配慮しています
救急現場の現状を国民に理解してもらいたくて書いています。
問題があれば、直ぐに訂正、削除いたします。


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