青森~上北地方~八戸まで霧 最終

2012年05月27日 18:05

「十和田市立浜田です」
「ああ、浜田先生、よろしく。複雑なミッションだけど頼んだよ」
浜田医師は、十和田市立病院の研修医2年目。
八戸で開催する、救急講習会に欠かさず出席している。
いわば私の教え子。
青森県病救命救急センターの常川医師も十和田市立病院研修医出身。
彼女も、八戸救急講習会を数多く受講していた。

「薬剤持っていますか、
なければ、フライトドクターから借りてください。
陸路搬送中の急変を予想して下さい」私
「そうします」浜田医師

EC135は十和田運動公園を離陸した。
中には、木川医師、浜田医師、患者、家族。
陸上で西川看護師は見送る。

雲は低かったが、
何とか、みちのく有料道路上を飛行した。
野辺地町方向にみえるはずの烏帽子岳が見えない。
青森市の入り口は台形にそびえる東岳。
東岳を右に見て飛行する。
砕石場のあとが、ゴジラの形。

白い霧が青森市を覆う。
やはり県病着陸は無理。
さらに、西に進む。
青森空港だけが霧に浮いていた。
無事、青森空港着陸。

浜田医師と患者、家族が青森市消防の救急車に乗る。
見送ったあとに、離陸。
一目散に、八戸に逃げ帰る。
海霧が八戸にくるまえに。
(青森~上北地方~八戸まで霧 完)



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