気胸

2012年05月22日 18:55

その日3回目の出動だった。
ヘリ番は木川医師と丸橋医師。
119通報は16時38分キキョウ野町で挟圧外傷。
16時43分ドクターヘリ要請。
16時48分離陸。
丸橋、木川医師が乗り込む。
16時56分着陸
16時58分患者に接触
低酸素、皮下気腫あり、冷や汗、脈が弱い。
緊張性キキョウを疑う。
右胸に32Fチューブを入れたのは、丸橋医師。
外傷性気胸では、血液がたまっていることが多く、
細いチューブでは、閉塞することが多い。
だから、太いチューブを入れる。
目安は、適正気管チューブのサイズの4倍の数。
成人女性なら、気管ソウカン時に普通7mm気管チューブを使う。
だから、使う胸腔チューブは28Fr.
体格のいい男性なら、8mm気管チューブを使う。
だから32Fr胸腔チューブ。

17時17分離陸
日没前だけれど、薄暗くなったヘリポート。
CSは夜間照明スイッチを押した。
17時22分八戸市立市民病院着陸。
日没前に間にあった。
男性の現住所は、病院近く。
仕事場からヘリコプターで自宅近くの病院に来たことになる。
ドクターヘリで、帰郷キキョウしたことになる。
予測救命率99%。

木川医師は、大粒の汗をかいていた。

桔梗野で気胸になった男生が、ドクターヘリで帰郷した。

患者個人が特定されないように、地名、時刻を若干変えています。
又、掲載する時期も数ヶ月遅れにしています。


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