質問:ドクターヘリは50km圏内だけですか

2012年05月12日 18:59

質問を頂きました。
「ドクヘリは半径50km圏内の地域は飛びますが、
50km超えて飛べない地域もあります。
その地域は救急車で運ぶしかないのでしょうか?
3次救急病院が少ない上、1時間以上も掛けて運ぶ悪循環、
何とかならないのか?と思っているのですが、
どう思われますでしょうか?
広域連携体制を整えているところもありますが、
それでも厳しいといったところでしょうか?
また、他の都道府県での体制はどうなっているのだろうか?
北陸の現状が気になっております。
一般人でも読めるような論文などがございましたら、
教えて頂けますと助かります。
ずうずうしいお願いで申し訳ありませんが、
よろしくお願い致します。
http://pic.twitter.com/IB6sPEVi」

はい、お答えします。
死にそうな大出血の大怪我患者を救うには、
50km圏内が限界といわれています。
そのため、先進国ドイツでは、50km毎にドクターヘリが配備されています。
国内では、千葉、静岡がそれに当ります。
50km毎にドクターヘリがない日本では、
大怪我に、対して、50kmを超えて普通に出動します。
青森県ドクターヘリも、130kmの長距離搬送で、
本州最北端の大間に出動し、重症外傷を救ったことがあります。

北陸では、新潟県にまもなくドクターヘリが入ります。
福井、石川,富山では、ゆっくりではありますが、
連携したドクターヘリ導入の動きがありあます
(富山の講演で情報収集しました)。
この地域は、2008年段階では、
ドクターヘリに否定的意見が多かったのですが、
現在は、かなり積極的です。


一般人でも読めるドクターヘリの論文は、「ヘムネットグラフ」です。
右の、ヘムネットのバナーから、ヘムネットに飛んでください。
わずかな会費を払い入会すると、
きれいな、読みやすい薄い冊子が送られてきます。
また、インターネット上でも読めます。
編集しているのが、女性のせいか、きめ細かい美しいできばえです。
書いているのは、ドクターヘリの第一人者たちです。

岩手県ドクターヘリが運航し
国内35機が飛んでいます。

一県で出来ない地域は連携で、
複数機必要な地域はより積極的に、
不要な地域は、他に地域の足を引っ張らないように、
全国配備をまず目標にします。




コメント

  1. 高校生のご意見番 | URL | GV7kq/BI

    最近、岩手県のヘリが運航開始して、うれしい気持ちです。日本で2番目に大きい都道府県に導入されて、これから岩手の医療が進歩することを期待しています。※岩手県のヘリの機体番号が青森と似ていましたね。青森がJA112D。岩手がJA121D。2と1の位置が違うだけですね。つぶやきさせていただきました。

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